ジャビルカ通信1 – 10

これは「Stop Jabiluka キャンペーン」から発行されているジャビルカ通信を
10づつにまとめて転載させていただきました。

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ジャビルカ通信(1)

この通信は、次の方々にお送りします。

(1)「ジャビルカ葉書キャンペーン」(Stop Jabiluka Campaign Japan)の賛同人
になって下さった方々
(2)同キャンペーンに、さまざまな形で協力して下さっている方々
(3)ジャビルカ開発問題に関心をもっていただけそうな方々
(4)環境社会学会会員の方々

— sorry for cross-posting! —

ジャビルカ開発問題とは、やや乱暴に要約しますと、次のようなことです。

*オーストラリア北部の先住民族(アボリジニー)の土地ジャビルカで、新たなウラ
ン開発がすすめられようとしている。
*この開発には、日本の電力会社の投資にささえられている。
*また、仮に鉱山が開かれれば、日本が最大の顧客となる。
*現地は、世界遺産条約に登録されたカカドゥ国立公園のなかに位置する。
*とりわけ開発予定地に隣接してラムサール条約指定の保全湿地がある。
(この湿地は、日本の諌早干潟などと往復するシギやチドリの生息域である。)
(ウラン鉱山がもし操業すれば、この湿地が放射能汚染されることになる。)
*先住民族アボリジニー(ミラル・グンジェーミ氏族)は、この開発計画に対して、
絶対反対の立場である。
*オーストラリアのほぼ全ての環境保護団体がこぞってこの計画を批判し、アボリジ
ニーの立場を支持している。
*オーストラリア連邦政府(現在は保守連立政権)は、鉱山開発優先の立場から、開
発許可を出した(昨年10月)。(輸出許可は、まだ)
*連邦政府は、アボリジニーの土地の権利を制約するための「先住権法・改正案」(
通称「ウィック法案」、実質的には1993年にいったん認められた先住民族の土地に対
する請求権をおおはばに制限する法案)を強行に成立させようとしている。
*ジャビルカ開発は、オーストラリアのほかのウラン開発予定地(多くは日本の投資
がらみ)の今後の運命をうらなう重要なテストケースである。

そして、

3月から、ミラル・グンジェーミ氏族とこれを支援する環境団体や多くの個人が、現
地での工事開始を阻止するべく、BLOCKADE(非暴力直接行動による道路封鎖)に入った。
この直接行動は、9ヶ月間にわたって(つまり、次の雨季が始まって工事ができなく
なる時点まで)継続しておこなわれる。

日本からもこのブロッケードにこれまで3名が参加してきました。その報告は、おっ
て次回以降の通信でおしらせします。

ジャビルカ開発問題と、とくに日本との関わりについて、随時、短信の形で報告して
いきます。ご質問、ご照会、キャンペーン協力のお申し出など、どうぞお寄せください。

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■この通信を今後、うけとりたくない方は、その旨、お返事ください。宛先リストか
らはずすようにいたします。

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もう少し詳しい背景を知りたい方は、

 http://itak.ag.saga-u.ac.jp/=jabiluka/98.html (日本語)
 
 http://www.green.net.au/gundjehmi/  (英語)

 http://www.peg.apc.org/~acfenv/uran4.htm  (英語)

ジャビルカ現地の景観をご覧になりたい方は、

 http://www.green.net.au/gundjehmi/jab16.htm (湿地景観)

 http://www.green.net.au/gundjehmi/jabfacts.htm  (開発予定地景観)
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「ジャビルカ葉書キャンペーン」事務局
  <hosokawk@cc.saga-u.ac.jp>
  840-8502 佐賀大学 農学部 細川研究室
  tel&fax  0952-28-8738 
(郵便振替)01700-1-19686「ジャビルカ基金」
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ジャビルカ通信(2)

ジャビルカ現地では、「ブロッケード」の活発な活動が続いています。
blockade を、以前は「道路封鎖」と直訳していたんですが、これだと誤解の生じる
おそれがあるので、カタカナ訳することにします。
というのは、常時、道路にバリケードを築いて交通封鎖しているわけではありません
から。(アンデスの先住民族は、文字通りの「道路封鎖」をよく敢行しますが、ジャ
ビルカの場合はすこし違います。)

何をしているかというと、ともかく現地(ウラン採掘予定地のすぐ近くの Burdu と
いう地点)にキャンプを設営し、常時、反対運動支援者 (blockaders) が滞在します
。(細川が3月におとずれたときで40人ほど、現在は200人ほどが滞在中)。こ
こはアボリジニーの許可がなければ立ち入れない地域です。アボリジニーが支援者に
立ち入りの前提として求めているのは、絶対禁酒、ドラッグ持込み・使用禁止、活動
はすべて非暴力、アボリジニーの聖地に近づかない、という4条件です。

キャンプでの活動は、

(1)キャンプの維持(なにせ井戸しかない場所に大人数が常駐するので、logistic
s だけで大変です!) 
(2)ウラン開発会社 (ERA社) の活動監視。キャンプは、ERAの現地事務所とジャビ
ルカ採掘予定地を結ぶ道路上にあるので、常時監視可能です。
(3)ERA社があらたな活動をはじめる兆しがあれば、実際に道路封鎖をする。ある
いは、志願者(逮捕されてもよい、という意味ですが)が ERA の機材に鎖で体をし
ばりつける、などの直接行動をとる。
(4)それ以外の時間は、現地でワークショップ(アボリジニーから地域の文化や環
境についての講習をうける、各地からやってきた環境運動家や弁護士らがそれぞれ自
分の得意分野を解説する、非暴力抵抗の技術の訓練をする)、あるいはデモ用の横断
幕やらプラカードやらをせっせと作る。
(5)まもなく観光シーズンをむかえるので、カカドゥ国立公園の各地でジャビルカ
問題についてのアピール活動をする。

現地でのこれら活動に呼応して、都市部の運動が連携していきます。たとえば、ブロ
ッケードの始まった3月24日には、メルボルンで、ERA社の親会社であるノース社
の本社を150人のデモ隊が占拠しました。4月4日には、シドニーで約5千人、メ
ルボルンで約3千人の「ジャビルカ開発反対」デモがおこなわれました。きたる5月
19日は、International Jabiluka Action Day として、世界各地での同時行動が計
画されています。

ブロッケード・キャンプのハンドブックをインターネットで読むことができます。
興味のある方はのぞいてみて下さい。

http://www.green.net.au/gundjehmi/jab20.htm

 
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Stop Jabiluka キャンペーン展開中。ご支援ください!
詳しくは、
http://itak.ag.saga-u.ac.jp/=jabiluka/98.html

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ジャビルカ通信(3)

ジャビルカ開発問題(およびオーストラリアのウラン資源開発)と日本のつながり

ジャビルカ開発は、直接にはエナジー・リソーシズ・オーストラリア社 (ERA社)と
いう鉱山会社がおこなっています。ERA社は、直接には(ジャビルカのすぐ近くです
でに操業中の)レンジャー・ウラン鉱山の開発・操業のために設立された会社で、こ
の会社の主な株主は、
(1)ノース社
(2)コジェマ社
(3)日豪ウラン資源開発
などです。

(1)は、タスマニア島の乱伐(その産物であるウッドチップは9割以上、日本が買
っている)で悪名を馳せている会社(本社メルボルン)
(2)は、御存知、フランスの核燃料公社
(3)は、関西電力・九州電力・四国電力の出資による子会社(本社東京)です。

日豪ウラン資源開発は、資源エネルギー庁などの原発利権官僚や電力会社幹部の天下
り先でもあります。実態はほとんどなく、オーストラリアからウランを購入するため
のトンネル会社。

レンジャー鉱山からは、このように西日本の加圧水型原発(=三菱)のウラン、一方
、オーストラリア南部のオリンピック鉱山(昔の名前はロクスビーダム鉱山)からは
東日本の沸騰水型原発(=東芝・日立)むけのウランが輸入されています。

関西電力の輸入するウランの4割以上を豪州産がしめ、九州電力では5割以上ともい
われています。レンジャー鉱山が、日本という顧客なしに成立しないのと同様、ある
いはそれ以上に、ジャビルカ開発によって掘り出されるウランの大部分は日本が買う
ことになります。関西電力の広報担当者の話では、ジャビルカのウランを購入するた
めに新たな契約を締結する必要はなく、現在のERA社との契約(これによってレンジ
ャー鉱山のウランを輸入している)を適用できるとのこと。契約内容については「守
秘義務がある」として、公開されていません。

ジャビルカ開発に関する関西電力との質疑応答については、
http://itak.ag.saga-u.ac.jp/=jabiluka/action/kepco-A.html

 

 
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ジャビルカ通信(4)

ジャビルカ開発阻止運動のTシャツあります!

(1)アボリジナル・アーチスト、ハロルド・トーマスがジャビルカ地元のミラル・
グンジェーミ氏族のためにデザインした白を基調にしたもの(2,000円プラス送料)

*ハロルド・トーマスは、あの「アボリジニーの旗」(黒赤金の3色旗)をデザイン
した画家です!

(2)もとオーストラリア連邦上院議員ジョー・バレンタイン(反核運動の中年世代
以上の方々たちには懐かしい名前でしょ?))さんたちのグループが、ジャビルカキ
ャンペーンのために作った黒を基調にしたもの(2,000円プラス送料)

(2)は、いまちょっと在庫がきれてしまいましたが、注文があれば、すぐ入手しま
す。(1)は、まだ少し在庫があります。
サイズについては、おお問い合わせ下さい。
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ジャビルカ通信(5)

ジャビルカ問題関連の日本国内での当面の予定をお知らせします。

講演会・現地報告会など
■5月8日(金)630pm アピオ大阪(JR森ノ宮)204 (ノーニュークス・アジア・
フォーラムの主催で現地報告会)
■5月30日(土)130pm もりまちハートセンター4階研修室(長崎の自然と文化を
守る会主催の講演会「オーストラリアの環境問題と日本のつながり」、ジャビルカ問
題とその背景についても詳しく言及します)
■6月4日(木)6pm 東京 文京シビックセンター4階「アボリジニの大地のウラン
採掘」(原子力資料情報室と反核パシフィックセンター東京の共催による報告会)
■7月19日頃(日時調整中)仙台(会場未定)「核戦争を防止する宮城医師・歯科
医師の会」の主催で、ジャビルカ問題とその背景についての講演会
行動
●5月19日(火)大阪 関西電力前で抗議行動
●5月19日(火)東京 オーストラリア大使に抗議の申しいれ

*5月にはいり、現地情勢は急をつげています。おって通信でお知らせします。

**「ジャビルカ通信」バックナンバー(No.1~4)をご希望のかたは、お申し出
ください。
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ジャビルカ通信(6)

ジャビルカ開発問題を明日(5月8日)の朝日新聞(東京本社版)が扱う予定です。
シドニー発、高木特派員の報告をベースにした記事を東京本社がまとめています。
ただし、まだ、ボツになる(あるいは後日掲載になる)可能性はあるようですが、明
日の朝日の社会面に御注目ください。

*東京本社版以外にも掲載されるかどうかは、現時点では分かりません。

over

 

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ジャビルカ通信(7)
朝日の記事は、掲載見送りとなりました。
なんと、W杯の記事にスペースをくわれちゃったそうです。おいおい…

後日掲載の可能性がありますので、分かりましたら、またお知らせします。
どうも、お騒がせいたしました。

 
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98.5.10 ジャビルカ通信(8)

朝日新聞にジャビルカ問題の記事が(ようやく)掲載されました。
5月9日付、東京本社版の第3社会面で、4段ぬき見出し、本文7段、地図付き。わ
りと目立つ記事です。
電子配信では、8日のうちに回ったようです。

なお、大阪本社版(関西・中国・四国)と西部本社版(九州・沖縄)には出ていない
ようです。札幌本社版は未確認。どなたか北海道在住の方、お知らせください。

記事の写しをご希望の方は、細川までご一報ください。ファックスします。

以下、記事本文です。
—————————
 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に指定されている
オーストラリアのカカドゥ国立公園で、ウラン鉱山を開発する計画
が進められ、日豪の市民団体が「貴重な自然が汚染で破壊される危
険がある」と反対運動を展開している。
 同公園は、大湿原が一面に広がる野生動物の楽園として知られる
。先住民アボリジニーが伝統的儀式を行う聖地で、独特の洞くつ壁
画が残存する文化遺産でもある。開発計画では公園東端の六十三ヘ
クタールを発掘する。地域の名前を取り、ジャビルカ鉱山と呼ばれ
る。国立公園の中だが、指定区域外になっており、開発行為は違法
ではない。
 推定埋蔵量は世界有数の九万トン。開発主体はエナジー・リソー
シズ・オブ・オーストラリア社(ERA)で、今年後半にも事業を
本格化させる計画だ。
 このERA社の主要株主は日豪ウラン資源開発(本社・東京)だ
。関西電力、九州電力、四国電力、伊藤忠商事などが出資している
。ERA社はジャビルカ鉱山に隣接する鉱山も開発しており、日豪
ウラン資源開発は同鉱山からウラン燃料を輸入し、各電力会社の原
子力発電所で使用されている。
 日本での運動は佐賀大学農学部の細川弘明助教授(文化人類学)
や原子力資料情報室代表の高木仁三郎氏らが進めている。ハワード
豪首相に開発許可の取り消しを求める手紙を送る運動を展開中だ。
オーストラリアの環境グループと連絡を取り、三月には、細川助教
授ら三人が現地の抗議活動に参加した。五月から六月にかけて、日
本でも報告会などを開き、支援者を増やしたいという。
 ERA社は、レンジャー鉱山の精錬施設を併用するので、施設が
大規模にならず、環境影響調査も実施済みで、対策は十分に取ると
説明している。
【朝日新聞 98.5.9 東京本社版】
———————————–
(記事本文おわり)

細川コメント
記事の「レンジャー鉱山の精練(正しくは「製錬」)施設を併用する」とありますが
、この方式は、1982年の開発協定にもとづくアボリジニー側の拒否権により、実現が
難しいため、ERAではジャビルカの用地内に新たな製錬施設を作る方向で動きはじめ
ているようです。この場合、環境影響調査(アセスメント)をやりなおす必要が出て
きます。

 

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Stop Jabiluka キャンペーン展開中。ご支援ください!
詳しくは、
http://itak.ag.saga-u.ac.jp/=jabiluka/98.html

★ジャビルカ現地報告会をします。
 6月4日(東京)、6月30日(長崎)、7月18日(唐津)、
 7月下旬(仙台)です。 宣伝してね!

キャンペーン事務局
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98.5.12 ジャビルカ通信(9)

ジャビルカ開発を進めるERA社(ノース社、関西電力、フランス核燃料公社などが出
資)は、昨日(5.11)、同社が北部土地評議会(NLC、アボリジニーの土地権を管轄
する公的機関)との交渉がまとまり、あと北部準州政府の許可さえおりれば、すぐに
でもジャビルカ・ウラン鉱山開業のための工事にとりかかると発表した。

NLCは、北部準州の先住民土地権利法 (1976) にもとづき、アボリジニーを代表する
組織として設立されたものであるが、基本的には各地の個々のアボリジニー共同体と
政府や開発企業などとの橋渡しをする機関であり、土地に関する最終意思決定権は、
それぞれの地域の伝統的土地所有者である。

【重要】ジャビルカの場合、法的に認定された「伝統的所有者」はミラル・グンジェ
ーミ氏族であり、ミラルの人々は断固としてジャビルカ開発に反対している。ミラル
はERA社との「協議」にも「交渉」にも一切応じていないが、NLCは、1982年の開発協
定にもとづき、ジャビルカ開発について鉱山会社と交渉する義務があり、ミラルの代
表者が欠席するまま交渉を続けてきた。その交渉の経緯についてNLCは明らかにして
いない。

(注記)1982年の開発協定とは、当時、ジャビルカの採掘権を保有していたパンコン
チネンタル社(カナダ系資本)とNLCおよびミラル氏族のあいだに結ばれたもの。そ
の後、パンコンチネンタル社はジャビルカ開発から撤退し、採掘権はERA社が買い取
った。その時点で、ミラル氏族からの合意は得ていない。ミラル氏族は、82年の協定
は、詳しい説明なしに強制的に結ばされたものであると主張している。現に、その後
、開発計画の具体的内容がかなり変更されているので、少なくとも、環境アセスメン
トのやりなおしと、土地所有者との再交渉が必要な筈だ。

ERA社が昨日発表した「交渉結果」は、アボリジニーのために65件の家をたてる、
ジャビルカ関連の雇用の2割をアボリジニーのために確保する、アボリジニー女性セ
ンターをたてる、アボリジニーの子供の教育や若者の職業訓練に協力する、などとい
ったもの。

ミラル氏族は、これらの条件をすべて拒否すると通告した。

現地では、24時間体制で道路封鎖活動が継続されている。先日の阻止行動で逮捕さ
れた6人の裁判は、今日、ダーウィン地裁でおこなわれる。
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Stop Jabiluka キャンペーン展開中。ご支援ください!
詳しくは、
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★★★5月19日(火)International Jabiluka Action Day
日本では、大阪(関電前抗議行動)、東京(大使館への抗議、記者会見)
が予定されています。ふるって御参加を!

★ジャビルカ現地報告会をします。
 6月4日(東京)、6月30日(長崎)、7月18日(唐津)、
 7月下旬(仙台)です。 宣伝してね!

キャンペーン事務局
  <hosokawk@cc.saga-u.ac.jp>
  840-8502 佐賀大学 農学部 細川研究室
  tel&fax  0952-28-8738 
(郵便振替)01700-1-19686「ジャビルカ基金」
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 細川 弘明 (ほそかわ こうめい)
  〒840-8502 佐賀大 農学部3号館(社会人類学)
  fax:  0952-28-8709(事務室、共同使用) 
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

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98.5.12 ジャビルカ通信(10)

北部準州(ノーザンテリトリー)政府の資源大臣は、ジャビルカ開発の最終許可につ
いて、ERA社からまだ正式な申請手続きがなされていないことを、昨日、明らかにし
た。申請が出た時点で検討する、とのみ述べて、時期については明言しなかった。

許可が出るのは、早くても5月末ないし6月冒頭と予測される。

ブロッケード活動は、最大の山場をむかえようとしている。
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詳しくは、
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★★★5月19日(火)International Jabiluka Action Day
日本では、大阪(関電前抗議行動)、東京(大使館への抗議、記者会見)
が予定されています。ふるって御参加を!

★ジャビルカ現地報告会をします。
 6月4日(東京)、6月30日(長崎)、7月18日(唐津)、
 7月下旬(仙台)です。 宣伝してね!

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