98.11.20 ジャビルカ通信 第79号

98.11.20  ジャビルカ通信 第79号

オーストラリア放送協会 (ABC) ラジオ・ニュースによると、11月16日、オース
トラリア北部、カカドゥ国立公園地域にあるレンジャー鉱山で、約20トンの放射性
廃液が漏洩する事故があった。

ERA社は昨日(11月19日)、事故があったことを認めた。

問題の廃水は、低純度のウラン鉱石をつんだ山に雨が降って放射能をおびたもの。通
常は、鉱石の山から流出する汚染水をいったん小さな池にためて、そこから大きい廃
水貯水池にポンプで移す。ERA社によれば、今回の漏洩はポンプの弁の故障によって
おこったもの、という。もれた汚染水は、付近の溝(地表)に滞留している模様。

オーストラリア自然保護基金 (ACF) の監視員は、今回の漏洩事故には鉱滓ダム(製
錬で生じる高い濃度の放射性廃棄物をためるダム)の廃水がかかわっているとしてい
るが、ERA社はそのようには述べていない。

ERA社は、規定にしたがい、この件を連邦政府、北部準州政府、北部土地評議会にた
だちに通報した、とのこと。

レンジャー鉱山は、関西電力が輸入するウランの約四割、九州電力が輸入するウラン
の約五割を供給している。ERA社は、レンジャー鉱山の約20キロ北側に位置するジ
ャビルカ鉱脈での新規採掘の準備をすすめている。レンジャー鉱山の廃水管理には、
かねてから多くの問題点が指摘されており、周辺の世界遺産地区の河川・湿原を放射
能や重金属で汚染するとして強い批判をうけている。

カカドゥ国立公園地区におけるウラン鉱山の操業問題については、来週から京都で開
かれる世界遺産会議で審議される。

 

*********************************

世界遺産京都会議に来日するアボリジニー代表団との共同行動
(お問合せは   tel. 075-701-7223,  fax 702-1952 アイリーン・スミスまで)

 11月26日(木) 午後1時 京都市左京区の法然院にてアボリジニーの記者会見
 11月26日(木) 午後3時~ 京都市内 四条河原町にて街頭行動
 11月27日(金) 朝9時~ 京都国際会議場 入口にてアピール行動
 11月27日(金) 午後6時半   京都YWCAホール (上京区室町通り出水上ル) にて
                             映画「ジャビルカ』上映とアボリジニーたちによる
現地報告
 11月30日(月)  朝9時~ 京都国際会議場 入口にてアピール行動
 12月6日(日)  午後1時~5時   部落解放センター(大阪市浪早区)にて報告会

*********************************
【おことわり】 担当者細川 (キャンペーン世話人) は京都会議への出席と準備のた
め、11月24日の午後以降12月6日まで、京都に詰めることになりますので、このメー
ルアドレスで連絡がつくのは11月24日の朝までです。それ以降は、京都連絡先 075-7
01-7223 (アイリーン・スミス事務所) または大阪連絡先 06-712-9955 (ノーニュー
クスアジアフォーラム事務局) または京大会館 (宿泊先) 075-751-8311にご伝言くだ
さい。

over

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Stop Jabiluka キャンペーン展開中。ご支援ください!

★★ビデオ『ジャビルカ』の購入もよろしくお願いします。細川あてにお申込みいた
だいても結構です。脚本(完全版)も、よろしく! 
(脚本の売り上げは、アボリジニーの京都滞在中の専用電話/ファックス回線の敷設
費用にあてます。)

キャンペーン事務局   <hosokawk@cc.saga-u.ac.jp>
  840-8502 佐賀大学 農学部 細川研究室
  tel&fax  0952-28-8738 
(郵便振替)01700-1-19686「ジャビルカ基金」
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98.11.19 ジャビルカ通信 第78号

98.11.19  ジャビルカ通信 第78号

※どなたか、Daily Yomiuri の良い記者さんを(個人的に)御存知ありませんか?
なるべく環境問題、自然保護問題をカバーできる方。(必ずしも「反原発」っぽい人
である必要はありません。)

というのは、世界遺産京都会議の公式宿泊施設が宝が池のプリンスホテルで、このホ
テル内で無料配布される新聞が Daily Yomiuri なのです。カカドゥの記事をなんと
か紙面化したいので、よきコンタクトありましたら、ぜひご紹介ください。

よろしく!
以下、昨日から発送をはじめた京都会議むけプレスリリースを転載します。
(実物は、もうすこし読みやすいレイアウトになってます。)

—–(転送はじめ)——

報道関係者の皆様へ (取材依頼)
きたる11月27日から12月5日にかけて京都国際会議場にて、ユネスコの世界遺産委員
会がひらかれます (27, 28両日は事務局会合)。この京都会議の議題のひとつに、日
本が深くかかわる鉱山開発問題である「ジャビルカ問題」があります。

このたび、ジャビルカ開発の現地から、被害者である先住民族アボリジニーの人々が
来日し、会議にオブザーバーとして出席するとともに、ひろく日本人に問題を訴えた
いと希望しています。

来日するのは、ジャビルカのアボリジニー、ミラル・グンジェーミ氏族を代表するイ
ボンヌ・マルガルラさん、ジャッキー・カトナさんら一行 (4名予定) です。また、
アボリジニーを支援するオーストラリアの数多くの環境保護団体を代表して、自然保
護の専門家であるアレック・マー氏が同行します。

ジャビルカ開発とは、オーストラリア北部、カカドゥ国立公園 (世界遺産条約および
ラムサール条約に登録された世界有数の自然保護区域) でおこなわれようとしている
ウラン採掘計画です。ジャビルカ計画には、日本の電力会社 (関西電力・九州電力・
四国電力) および伊藤忠の投資がなされています。カカドゥは国立公園であるととも
に、先住民族アボリジニーの領土 (オーストラリアの法律で認定された先住民族領有
地) であります。にも拘わらず、複雑な歴史的・政治的経緯により、開発計画はオー
ストラリア連邦政府 (96年~保守連立政権) によって承認され、準備工事が今年6月
に開始されました。しかし、環境アセスメントの手続きはまだ完了していません。ア
ボリジニーによる開発差し止め訴訟も係争中です。

ジャビルカ開発の是非は、オーストラリアでは大きな社会問題となっていますが、日
本では、まだあまり良く知られていません。しかし、ジャビルカで採掘されるウラン
の大部分は日本に輸入され、原発燃料として利用されることになるのです。

世界遺産の保全問題として、湿地生態系の汚染問題として、先住民族の人権問題とし
て、環境アセスメント制度が試される問題として、そして、核エネルギー・原発問題
として、さまざまな広がりを持つのがジャビルカ開発問題です。

私ども「ジャビルカ葉書キャンペーン」(Stop Jabiluka Campaign Japan) は、昨年1
1月結成、オーストラリアでのジャビルカ開発反対運動を支援し、また日本国内での
キャンペーン活動をおこなってきました。また、日本とオーストラリアの運動の連携
を強化するために、98年8月には「カカドゥを守る豪日共同キャンペーン」を結成し
、今回のアボリジニーの来日にあたっても緊密に連絡をとりあって活動しています。
*********************************
11月26日(木) 午後1時間より約1時間、京都市左京区の法然院にてアボリジニー代表
団による記者会見をおこないます。

  ぜひ御参集のうえ、取材をよろしくお願いいたします。

お問合わせは   tel. 075-701-7223,  fax 702-1952 アイリーン・スミス まで
*********************************

この他、次ページにあげるような集会や行動を予定しています。詳細は、記者会見にて。
—-2頁め—-

世界遺産京都会議にあわせたアボリジニーとの共同行動

                11月26日(木)  午後3時~ 京都市内 四条河原町にて街頭行動

                11月27日(金)  朝9時~ 京都国際会議場 入口にてアピール、そ
の後 ロビーイング

                11月27日(金)  午後6時半   京都YWCAホール (上京区室町通り出
水上ル) にて
                                        映画「ジャビルカ』上映とアボリジニー
たちによる現地報告

                11月29日(日)  国際自然保護連合 (IUCN) 総会 (於京都) にむけて
の活動

                11月30日(月)  朝9時~ 京都国際会議場 入口にてアピール

                                        以降、会議期間を通じてロビーイング

                12月6日(日)  午後1時~5時   部落解放センター(大阪市浪早区
)にて報告会
また、事態の進行に応じて、会議期間中および終了後に記者会見を設定したいと考え
ております。

関連資料を添付いたしますので、ご参照ください。
 ■個別の取材申し入れは:
 0952-28-8738 細川 (開発問題の背景について)
 075-701-7223 アイリーン (京都での活動について)
 06-712-9955  佐藤 (おもに大阪報告会について)

■映画『ジャビルカ』についての問合わせは:
 0952-28-8738 細川
 03-3813-6490 ピースネット企画 (担当 吉永)
 03-3530-3588 ビデオプレス(担当 松原)
■ジャビルカ開発計画に関する全般的な情報、関連資料等は、下記あてご請求ください。

  「ジャビルカ葉書キャンペーン」事務局
  840-8502 佐賀大学 農学部 細川研究室     0952-28-8738 (tel/fax)
   電子メール  <hosokawk@cc.saga-u.ac.jp>

【おことわり】 担当者細川 (キャンペーン世話人) は京都会議への出席と準備のた
め、11月24日の午後以降12月6日まで、京都に詰めることになりますので、上記 (佐
賀大学) への資料請求は、11月24日の朝までにお願いします。それ以降は、京都連絡
先 075-701-7223 (アイリーン・スミス事務所) または大阪連絡先 06-712-9955 (ノ
ーニュークスアジアフォーラム事務局) または京大会館 (宿泊先) 075-751-8311にご
伝言ください。

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キャンペーン賛同人/団体 (98.10.31現在) 

秋葉 ゆかり、秋辺 得平、アジア太平洋資料センター (PARC)、伊賀たんぽぽの会、
上田 紀行、エスニックコンサート実行委員会、大庭 里美、鬼頭 秀一、グリーン・
アクション、原子力資料情報室 (CNIC)、小出 裕章、小山 英之、柴谷 篤弘、白石
理恵、「ストップ原発輸出」キャンペーン、先住民族の10年市民連絡会、アイリーン
・スミス、高木 仁三郎、玉置 泰明、地域自立発展研究所 (IACOD)、チカップ美恵子
、中里 英章、西尾 漠、日本消費者連盟、「人間家族」編集室、ノーニュークス・ア
ジア・フォーラム・ジャパン (NNAF)、反核パシフィックセンター東京、藤田 祐幸、
細川 弘明 (世話人)、堀越 由美子、松下 竜一、宮内 泰介、村井 吉敬、山口 幸夫
、渡辺 美紀子
=======================================================

—–(転送おわり)——

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★★ビデオ『ジャビルカ』の購入もよろしくお願いします。細川あてにお申込みいた
だいても結構です。脚本(完全版)も、よろしく! 
(脚本の売り上げは、アボリジニーの京都滞在中の専用電話/ファックス回線の敷設
費用にあてます。)

キャンペーン事務局   <hosokawk@cc.saga-u.ac.jp>
  840-8502 佐賀大学 農学部 細川研究室
  tel&fax  0952-28-8738 
(郵便振替)01700-1-19686「ジャビルカ基金」
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98.11.17 ジャビルカ通信 第77号

98.11.17  ジャビルカ通信 第77号

 広報がとだえ気味になって、すみません。京都会議にむけてのさまざまな準備にす
ごく時間をとられ、(かつ、その期間中ずっと職場を留守にするために、片付けなけ
ればならぬ「お仕事」が山積みで)、なんだか始まる前に息がきれてしまいそう。

 以前からちょこちょことあった妨害活動も、だんだん頻度をましてきました。

*****【お願い】***** 
  細川の自宅の電話番号をご存知の方、
   第三者には一切知らせないようお願いします。
 「報道関係者」や「ジャビルカ運動を支援する者です」などと名乗って、
  たずねるケースがありますので、ご注意おねがいします。
  子供への危害を示唆した手紙(差出人不明)が続いているため、用心したいと
  思います。
  研究室の番号は、誰に教えてもかまいません。
***************

  また、「細川研究室」または「ジャビルカキャンペーン」を名乗って怪文書が
  諸方面に送られているようですが、不審な内容の文書(眉をしかめるような
  内容の文書etc)が届いた場合は、お手数ですが御照会ください。

***************
(1)イボンヌ・マルガルラさん、ジャッキー・カトナさんたちミラル・アボリジニ
ー代表団の来日日程は、11月25日です(大阪着)。12月3日まで滞在の予定。
 アボリジニーの行動支援のために原生自然協会(TWS)のアレック・マーさんも来
日します。11月24日着、12月8日頃まで滞在。

(2)京都でのフォーラムは、11月27日(金)午後6時半、京都YWCAホール
です。映画『ジャビルカ』の上映、音楽、アボリジニーの人たちのお話、京都会議の
動向についての解説、などなど。(場所は、京都市上京区 室町通り 出水上ル)

   ★大勢の皆さんのご来場を!!
(3)京都「世界遺産会議」を担当する外務省は、世界遺産会議に出席する日本政府
代表の氏名を「非公開」としています。「会議自体が原則として非公開だから」だそ
うです。また、アボリジニー団体およびオーストラリアの環境保護諸団体からの要請
(ロビーイングのための面会要請)に対し、面会を拒絶しています。

  *政府側代表団の氏名は、実は、欧州のユネスコ筋から入手ずみですが、もう少
し確認してから、「公開」したいと思います。
  *葉書キャンペーンの宛先は、すでに配布ずみの葉書の通り、「外務省大臣官房
 国際文化協力室」で届きますが、もし、10秒ほど時間をとれる方は、「世界いさ
ん会議準備室」と書き添えていただければ、より確実です。

★葉書キャンペーンにご協力いただける方、至急、お申し出ください。
(配布していただける葉書枚数と送り先をお知らせください。おりかえし、お届けし
ます。)

(4)9月26日午後には、アボリジニーの人々とともに京都市内で街頭行動をしま
す。参加していただけるかた、至急、細川
(または京都のアイリーン・スミスさん amsmith@gol.com )
までご連絡ください。
記者会見も26日に設定する予定です。
★★ビデオ『ジャビルカ』の購入もよろしくお願いします。細川あてにお申込みいた
だいても結構です。脚本(完全版)も、よろしく! 
(脚本の売り上げは、アボリジニーの京都滞在中の専用電話/ファックス回線の敷設
費用にあてます。)
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  840-8502 佐賀大学 農学部 細川研究室
  tel&fax  0952-28-8738 
(郵便振替)01700-1-19686「ジャビルカ基金」
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ジャビルカ通信 第77号で

ジャビルカ通信 第77号で

>(4)9月26日午後には、アボリジニーの人々とともに
>京都市内で街頭行動をします。参加していただけるかた、
>至急、細川(または京都のアイリーン・スミスさん 
> amsmith@gol.com )までご連絡ください。

と書いてしまいましたが、もちろん 11月26日です。
ごめんなさい。

over

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
 細川 弘明 (ほそかわ こうめい)
  〒840-8502 佐賀大 農学部3号館(社会人類学)
  fax:  0952-28-8709(事務室、共同使用) 
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

98.11.17 ジャビルカ通信 第77号

98.11.17  ジャビルカ通信 第77号

 広報がとだえ気味になって、すみません。京都会議にむけてのさまざまな準備にす
ごく時間をとられ、(かつ、その期間中ずっと職場を留守にするために、片付けなけ
ればならぬ「お仕事」が山積みで)、なんだか始まる前に息がきれてしまいそう。

 以前からちょこちょことあった妨害活動も、だんだん頻度をましてきました。

*****【お願い】***** 
  細川の自宅の電話番号をご存知の方、
   第三者には一切知らせないようお願いします。
 「報道関係者」や「ジャビルカ運動を支援する者です」などと名乗って、
  たずねるケースがありますので、ご注意おねがいします。
  子供への危害を示唆した手紙(差出人不明)が続いているため、用心したいと
  思います。
  研究室の番号は、誰に教えてもかまいません。
***************

  また、「細川研究室」または「ジャビルカキャンペーン」を名乗って怪文書が
  諸方面に送られているようですが、不審な内容の文書(眉をしかめるような
  内容の文書etc)が届いた場合は、お手数ですが御照会ください。

***************
(1)イボンヌ・マルガルラさん、ジャッキー・カトナさんたちミラル・アボリジニ
ー代表団の来日日程は、11月25日です(大阪着)。12月3日まで滞在の予定。
 アボリジニーの行動支援のために原生自然協会(TWS)のアレック・マーさんも来
日します。11月24日着、12月8日頃まで滞在。

(2)京都でのフォーラムは、11月27日(金)午後6時半、京都YWCAホール
です。映画『ジャビルカ』の上映、音楽、アボリジニーの人たちのお話、京都会議の
動向についての解説、などなど。(場所は、京都市上京区 室町通り 出水上ル)

   ★大勢の皆さんのご来場を!!
(3)京都「世界遺産会議」を担当する外務省は、世界遺産会議に出席する日本政府
代表の氏名を「非公開」としています。「会議自体が原則として非公開だから」だそ
うです。また、アボリジニー団体およびオーストラリアの環境保護諸団体からの要請
(ロビーイングのための面会要請)に対し、面会を拒絶しています。

  *政府側代表団の氏名は、実は、欧州のユネスコ筋から入手ずみですが、もう少
し確認してから、「公開」したいと思います。
  *葉書キャンペーンの宛先は、すでに配布ずみの葉書の通り、「外務省大臣官房
 国際文化協力室」で届きますが、もし、10秒ほど時間をとれる方は、「世界いさ
ん会議準備室」と書き添えていただければ、より確実です。

★葉書キャンペーンにご協力いただける方、至急、お申し出ください。
(配布していただける葉書枚数と送り先をお知らせください。おりかえし、お届けし
ます。)

(4)9月26日午後には、アボリジニーの人々とともに京都市内で街頭行動をしま
す。参加していただけるかた、至急、細川
(または京都のアイリーン・スミスさん amsmith@gol.com )
までご連絡ください。
記者会見も26日に設定する予定です。
★★ビデオ『ジャビルカ』の購入もよろしくお願いします。細川あてにお申込みいた
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98.11.12 ジャビルカ通信 第76号

98.11.12  ジャビルカ通信 第76号

もたもたしていて掲載が遅くなって申し訳ありません。広島市にて、明日、映画『ジ
ャビルカ』日本語版の上映会と解説をおこないます。

解説は、不肖わたくし細川が参上して、映画の背景、ジャビルカ開発問題の現状、日
本との関係、日本企業がくわだてるアジア諸国への原発輸出との関連、京都会議(世
界遺産委員会の年次総会)にむけての動き、などをお話ししたいと思います。

広島近辺の方、ぜひおいでください。また、広島近辺にお知り合いのある方、知らせ
てさしあげてください。よろしくお願いします。
日時  11月13日(金)午後6時~ 
場所  県立生涯学習センター(082-262-2411)
       広島市東区、JR広島駅北口徒歩15分

主催  プルトニウム・アクション・ヒロシマ (TEL/FAX 082-828-2603)
※映画『ジャビルカ』の「英語/日本語 原典版脚本」の頒布版ができました。
 
 これは、この映画(英語初版1997年、英語改訂版1998年)を日本語化するに際して
、英語改訂版 (1998) のナレーション、セリフ、字幕などを完全に日本語化し、さら
に英語初版 (1997年版) にしかない部分(改訂版ではカットされた部分)をも復元し
て補足し、かつ、もとの英語版も付録につけた「完全版」です。

 ビデオ日本語版の制作にあたっては、吹きかえの時間的制約などから、日本語脚本
を相当簡略化して使用しました。(ざっと半分近くに削らざるをえませんでした。)
 今回まとめた原典版脚本をお読みいただければ、映画『ジャビルカ』の背景をさら
によく知ることができ、また、ウラン鉱山開発の害悪についての理解も深まるのでは
ないかと思います。

 この「英語/日本語 原典版脚本」は500円で頒布します。収益はすべて今度の
京都会議に来日するアボリジニーたちのロビー活動を支援するために使います。(来
日するのは、イボンヌ・マルガルラさん、ジャッキー・カトナさんら、映画に登場す
る面々です。)

———————–
このほか、京都で11月26日、27日、大阪で12月6日に、来日した人々をむか
えて各種イベントが予定されています。詳細は、おってお知らせします。

———————–
★★京都会議では、カカドゥ/ジャビルカ問題が討議されます。ジャビルカでのウラ
ン開発をみなおし、世界遺産としてのカカドゥ国立公園の保全をはかるよう要請する
新しい葉書キャンペーンがはじまっています。
(オーストラリア首相宛の従来のキャンペーン葉書とは別のものです。
今度のは、パリの世界遺産委員会本部あてと東京の外務省世界遺産条約担当あての2
枚セットです。)

葉書キャンペーンにご強力いただける方、至急、お申し出ください。
(配布していただける葉書枚数と送り先をお知らせください。おりかえし、お届けし
ます。)
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98.11.2 ジャビルカ通信 第75号

98.11.2  ジャビルカ通信 第75号

No Nukes Asia Forum (Japan) の多田さんからのメールを転載します。
(重複して受け取られる方、ごめんなさい。)

—–(転送はじめ)——

NNAFJの多田です。

ジャビルカウラン開発問題で揺れるオーストラリアのカカドゥ国立公園が
TBSの「世界遺産」で紹介されます。東京では来週の日曜11/8の午後11時半
の放送ですが、他の地域はちょっとわかりません。

http://www.tbs.co.jp/heritage/128_o.html
を見た限りではカカドゥの自然中心の構成になるようですが、自然遺産と
文化遺産の両方で登録されているカカドゥですから、アボリジニの文化に
も触れないわけにはいかないでしょう。

ビデオ<ジャビルカ>日本語版の制作に関わったものの一人として言わせ
てもらうと、このビデオはアボリジニの闘いとウラン鉱山の問題について
は非常によく描けているのだけれど、肝心の日本人に訴えかけるにはやや
説明不足かなぁと。一般の日本人にとっては、カカドゥ国立公園もオース
トラリアの観光地のひとつにすぎないわけだし、その地の美しさや貴重さ
を前面に打ち出してアピールするほうが効果的なのかも知れない。日本に
やってくるシギやチドリの越冬地でもあるわけだし、そういうところの自
然をウラン開発で破壊していいのか、と。

ま、とにかくTBSが放送してくれるというのだから、できるだけ多くのひと
にこの放送を見ることをお薦めしたいと思います。それからビデオ<ジャ
ビルカ>日本語版を買って見れば完璧だぁ。

放送後にTBSに対してメールなりFAXなりで感想を送るのも、一つの運動に
なると思います。もしカカドゥが危機的状態にあるということを番組内で
きちんと伝えていなかったら、当然抗議の意味を込めたものにしてね。

—–(転送おわり)——

●細川追記:上の最後の段落にあるTBSへの働きかけを、ぜひ皆さんよろしくお願い
します。
ちなみに、細川が見た限りでは、TBSの同じシリーズのこれまでの放映は(全部見た
わけじゃありませんが)、ただ奇麗な絵をひろって流しているだけ、という程度です
。環境問題に対する意識とか、つっこんだ背景情報とかは、期待しないほうがよろしい。
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