99.2.27 ジャビルカ通信 第85号

99.2.27 ジャビルカ通信 第85号

 昨日、2人の女性アボリジニー、ジャッキー・カトナとクリスティーン・クリスト
ファースンがダーウィン市内のベリマー刑務所に収監された。これは、昨年のジャビ
ルカ・ブロッケードの際、「不法侵入」容疑で逮捕され(ジャビルカ通信17号を参照
)、その後の裁判で言い渡された罰金500ドルの支払いを拒否したため。収監日数は1
2日間。

ジャッキー(グンジェイミ先住民族法人の事務局長)は11月/12月の京都会議で
来日したおなじみの方。クリスティーンは、グンジェイミ先住民族法人のスタッフの
ひとりで、映画『ジャビルカ』で岩山にのぼるアボリジニーの若い男たち(Black Su
permen!) にハッパをかけていた女性だ。

ふたりは、ジャビルカ開発の工事強行に抗議するため自分たちの土地に立ち入ったが
ために「不法侵入」(鉱山会社が使用中の土地に鉱山会社の許可をえずにはいったと
いうこと)で逮捕されるという、まことに不条理な事件であった。当然、裁判でも、
ふたりは無罪を主張してきた。

オーストラリア緑の党のボブ・ブラウン上院議員は、ふたりの収監について、「この
ような措置は世界の多くの国の多くの人たちの怒りを買うことになるだろう」との声
明を出した。同議員はまた、「オーストラリア政府がジャビルカ渓谷へのウラン採掘
業者の侵入を許しただけでなく、土地の持ち主であるミラル・アボリジニーの明確な
反対をことごとく無視して開発を進めていることに対し、さらなる国際的な非難がま
きおこるだろう」と述べた。

ふたりの収監中、ベリマー刑務所前では、抗議の座り込みが継続される。応援のメッ
セージは、北部準州環境センター <ecnt@octa4.net.au> (担当Jayne Weepers) へ。

世界遺産委員会の京都会議においてジャビルカ開発工事の中断が勧告されたにもかか
わらず、ERA社は工事を続行し、オーストラリア政府も開発計画の続行を主張し、世
界遺産委員会の構成国に対して次々と使節を派遣し、次回委員会(6月、於パリ)で
の投票を買える、いや失礼、変えるよう強く働きかけている。

おって続報。
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★しばらく「ジャビルカ通信」が中断しておりました。業務多忙のため、余裕があり
ませんでした。しかし、事態は刻々と動いています。キャンペーン活動も、また態勢
をととのえて継続するつもりですので、よろしくご支援ください。

3月6日、福岡において映画『ジャビルカ』上映会をおこないます。
 場所:中央区荒戸の「ふくふくプラザ」(福岡市市民福祉プラザ)
  (地下鉄「唐人町」歩7分、092-731-2958)
 日時:3月6日(土曜日)午後2時~5
 解説:細川 弘明
 主催:たんぽぽとりで(092-882-6993 山中)
東京でも、別途、上映会が予定されています。またご案内さしあげます。
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★映画『ジャビルカ』(日本語版ビデオ)をご購入ください。
  ジャビルカ開発問題の歴史的背景と現状がよく分かります。
  52分ですので、授業での使用のも便利です。
★★脚本(完全版)も頒布しています。よろしく! 
(脚本の売り上げは、当面、京都でのロビー活動費用の赤字に充填します。)

キャンペーン事務局   <hosokawk@cc.saga-u.ac.jp>
  840-8502 佐賀大学 農学部3号館 細川研究室
  tel&fax  0952-28-8738 
(郵便振替)01700-1-19686「ジャビルカ基金」

ホームページ: http://SaveKakadu.org/

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