99.3.4 ジャビルカ通信 第87号

99.3.4 ジャビルカ通信 第87号

 ピースネットの吉永さんからの照会と細川の返信を、一部編集のうえ、公開します。
NoNuke ML の方には重複しますが、おゆるしください。

At 12:09 AM 99.3.4, 吉永 瑞能さん wrote:
> [グリーンピースジャパンのSさん] からの伝聞ですが、
> 日曜日にグリーンピースオーストラリアの
> スタッフが来日してGPJ [グリーンピースジャパン] に滞在中だそうですが、
> その人が豪を出発前
> に新聞で<ジャビルカ鉱山工事中止>の記事を見たということなのです。
> 何度確認しても本人はちゃんと見たと言い張っているそうで、休暇をと
> ってジャビルカの現地闘争に参加している人なんで知らないで言ってい
> るってことでもなさそうです。
>
> そんなうれしいことになればいいのですが、最近勘違いしそうな報道が
> あったのでしょうか?

●細川返信(3月4日付):
その人の勘違いだと思います。
 クインズランド州の別のウラン開発(ヴァルハラ鉱山)計画を州政府が拒否した、とい
う朗報がつい先日ありましたが、たぶんそのことでしょう。
クインズランド州政府は労働党政権でウラン開発には「慎重」です。
(ジャビルカ通信45号参照)

ヴァルハラ(Valhalla)鉱床は、ウランとバナジウムの混合鉱床で、サミット資源 (
Summit Resources) 社がリゾリュート(Resolute)社と合弁を組んで1994年に探
査許可を取得し、約3万トンのウラン資源(イエローケーキ換算)を確認、本格採掘
を申請していましたが、州政府は認可しない決定を今年の2月中旬にくだしています。

開発会社がこれまで500万豪ドル以上かけて準備をすすめてきたウラン開発計画が
頓挫したことになります。

ヴァルハラは、州北西部のマウント・アイザ (Mt. Isa) の近くで、かつて英仏の核
兵器にウランを供給したメアリー・キャザリン鉱山(現在は閉鎖)のすぐ近く。ウラ
ン鉱脈の純度は、メアリー・キャザリンと同程度の0.16%前後で、0.5%近い純度を
ほこるジャビルカ鉱脈にはおよびません。

*メアリー・キャザリン鉱山については、ヘレン・カルディコットの『核文明の恐怖
』(高木 仁三郎/訳、岩波書店)が操業当時の状況を描いています。

ジャビルカのほうは、朝日新聞での報道の通り、ユネスコの勧告にもかかわらず、坑
道掘削工事が続いています。

東京(三鷹?)での映画『ジャビルカ』上映会は、3月27日だそうですが、時間・
会場など、詳しいことが分かり次第、お知らせします。

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