99.4.30 ジャビルカ通信 第97号

99.4.30 ジャビルカ通信 第97号

 NoNuke-ml からの転載です。
京都新聞文化科学部の稲庭さんとの質疑応答。

答えを先に記しておきますと、ジャビルカ開発に関する環境アセスメントがきちんと
した手続きを踏んでいないとの指摘があるので、連邦議会として再調査のための委員
会を設置した、ということです。細川のところには、Democrats(民主党)の記者発
表資料が届いています。インターネットで公開されていますので、ご覧ください。

http://www.democrats.org.au/media/1999/04/0219la.htm

この委員会はさまざまな権限をもっていますので、開発許可過程での不正、不適切な
省略などの実態が確認される可能性が高いです。ただ、そういう結論を委員会がだし
たら、開発そのものがどうなるのか、オーストラリアの議会制度の仕組み(立法府と
行政府の関係)が複雑で、細川にはよく分かりません。7月のユネスコの会議の前に
報告が出れば、連邦政府にとっては手痛い打撃になると思われますが。
—–(転載はじめ)——
> Date: Fri, 30 Apr 1999 11:09:56 +0900
> From: 稲庭篤 <inaniwa@mail.red.an.egg.or.jp>
> Subject: [NoNuke:00938] 世界遺産委員会ニュースより
> To: NoNuke@toach.kmis.co.jp

> ユネスコのニュースレターより転載。
>
> これってジャビルカの開発認可についてオーストラリア上院が
> 調査を始めたということでしょうか?(読解力がない...)
>
>
> Date: Wed, 28 Apr 1999 09:40:18 -0400 (EDT)
> To: whnews@unesco.org
> From: WHEDITOR <wheditor@unesco.org>
> Subject: WHNEWS 16.12 (28 April 1999)
> Sender: whnews-approval@world.std.com
> Reply-To: whnews@world.std.com
>
> In this issue:
>
> RECENT REPORTS FROM THE PRESS:
> * AUSTRALIAN SENATE TO HOLD INQUIRY INTO JABILUKA’S APPROVAL
> * ILLEGAL SEA CUCUMBER FISHING IN THE GALAPAGOS (ECUADOR)
> * SPANISH CAVE PAINTING VANDALIZED
>
> OTHER ANOUNCEMENTS AND NEWS
> * TABLES DISPLAYING CHANGES TO WORLD HERITAGE CRITERIA, 1978-1997
> * DISCUSSION LIST: CONSERVA-LISTA
> * DISCUSSION LIST: ICOMOS BRAZIL
> * WEB TEXT NOW AVAILABLE OF 2ND PROTOCOL TO 1954 HAGUE CONVENTION
>   ON PROTECTION OF CULTURAL PROPERTY IN TIMES OF ARMED CONFLICT
> * BIODIVERSITY CONFERENCE AT SHARK BAY, WESTERN AUSTRALIA
> * MACHU PICCHU (PERU) BOTANICAL GARDEN FORUM
> * PHOTO EXHIBITION: “THE WORLD HERITAGE IN ASIA”, FUKUOKA, JAPAN.
> * WORLD HERITAGE CENTRE TO RECEIVE ITALIAN “ROTONDI AWARD”
> * NEW BOOK ON TOURISM AND WORLD HERITAGE
> * CALENDAR
>
>
> — RECENT REPORTS FROM THE PRESS CONCERNING WORLD HERITAGE SITES —
>
> ** AUSTRALIAN SENATE TO HOLD INQUIRY INTO JABILUKA’S APPROVAL
>    (KAKADU NATIONAL PARK, AUSTRALIA)
>
> (ABC News) Tuesday 27 April, 1999 (7:36pm AEST)
>
> The Senate is to hold an inquiry into the approval process that led to the
> Jabiluka uranium mine being allowed to go ahead.
>
> The Democrat’s move to hold the inquiry has been supported by all
> non-government parties, as well as the two Independents, Mal
> Colston and Brian Harradine.
>
> The Democrats claim the Government failed to follow the proper
> process before approving the mine, an accusation which the Government has
> denied.
>
> [Ref: http://www.abc.net.au/news/newslink/nat/newsnat-27apr1999-76.htm]
>
> [Editor’s note:
> Following the decisions of the twenty-second session of the
> World Heritage Committee (Kyoto, Japan 30 November – 5 December 1998),
> (see http://www.unesco.org/whc/archive/repcom98.htm#sc147)
> two reports prepared by the Australian authorities concerning the
> state of conservation of Kakadu National Park, Australia can be
> found at the following websites:
>
> “Australia’s Kakadu – Protecting World Heritage
> Response by the Government of Australia to the UNESCO World Heritage
> Committee regarding Kakadu National Park (April 1999)”
> http://www.biodiversity.environment.gov.au/kakadu/jabiluka/response.html
>
> “Assessment of the Jabiluka Report. Report of the Supervising Scientist to
> the World Heritage Committee (April 1999)”
> <http://www.environment.gov.au/science/whc/%5D>http://www.environment.gov.a
> u/science/whc/<http://www.environment.gov.au/science/whc/%5D>]

—–(転載おわり)——
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  840-8502 佐賀大学 農学部3号館 細川研究室
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(郵便振替)01700-1-19686「ジャビルカ基金」
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99.4.20 ジャビルカ通信 第96号

99.4.20 ジャビルカ通信 第96号

山下弘文さんからのメッセージをいただきました。

英訳してジャッキーに、さらにグンジェイミ語訳してもらってイボンヌに伝えますが
、ジャビルカ通信の皆さんにも紹介いたします。(原文のまま)
—–(転載はじめ)——

 イボンヌ・マルガルラさん。ジャッキー・カトナさん。ゴールドマン環境賞の受賞
、本当におめでとう御座います。

 昨年、思いがけず私がアジア代表として受賞しましたが、今回の皆さんがたの受賞
は、昨年に引き続いて、日本の環境政策などに対する厳しい批判であると思います。

 先進国だと言われている日本が、世界遺産にも指定されている皆さんがたの神聖な
土地を核開発のために利用するということは絶対に許されることではありません。

 さらに、皆さんがたがこれまでラムサール条約にいう「賢明な利用」を続けてきた
、広大な湿地は、シギ・チドリなどの渡り鳥の産卵地、生息地としても国際的にきわ
めて重要な土地であります。

 日本とオーストラリアは、日豪渡り鳥条約を結び、両国が協力して湿地を保護・保
全しようという約束をしています。

 渡り鳥、ただ可愛いから保護しようというものではないと思います。渡り鳥の住め
なくなった地球には、人類も生存することができないと考えます。

 私が長年取り組んでいる長崎県諌早湾干潟開発の問題も、オーストラリアでどんな
に湿地を保護しても、中継地、越冬地である日本の干潟が消滅すると種の絶滅の引き
金を引く恐れがあります。

 こうしたことから皆さんがたの闘いは、遠く日本の私たちの闘いと密接に結び付い
ているものと考えています。 

 今年5月10日から、中米コスタリカで第7回ラムサール条約締約国会議が開催さ
れますが、今回の皆さんがたの受賞は、会議の中やNGOのシンポジウムなどで、大
きな意味合いを持つものになると思います。

 遠く離れていても思いは一つです。今後もお互いに協力しあって、子供たちや孫た
ちのために、生き物たちと共存できるすばらしい地球環境を守り抜くため頑張りまし
ょう。

 受賞、本当におめでとう御座います。

      1999年4月19日

   日本湿地ネットワーク・諌早干潟緊急救済本部
                  代表  山下 弘文

—–(転載おわり)——
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99.4.19 ジャビルカ通信 第95号

99.4.19 ジャビルカ通信 第95号

(このニュースは日本時間4月19日午後7時以前は転送厳禁です。
解禁時間以降は、どうぞご自由に転送・転載・引用・紹介ください。)

STRICTLY EMBARGOED for publication and broadcasts dated after
6:00am US Eastern Standard Time  (=19:00 Japan Standard Time = 21:00 Austral
ian Eastern Standard Time), Monday, April 19, 1999

 

 ジャビルカを守る闘いを果敢に続けてきたイボンヌ・マルガルラさんとジャッキー
・カトナさんに、1999年度「ゴールドマン環境賞」が贈られることになりました。

 *****世界各地の環境保護運動のほかの5人のリーダーとともに受賞*****
多くの方はご記憶かと思いますが、昨年(1998)、諌早湿地を守る闘いが評価されて
山下弘文さんが受賞した、あの賞です。(日本からは1991年度に熱帯林行動ネットワ
ークの黒田洋一さんが受賞しています。) 

★ジャビルカ周辺の湿地(ラムサール条約登録のマジェラ湿原、カカドゥ国立公園の
代表的湿原のひとつ)と諌早湿地とは、シギ・チドリなどの渡り鳥が往復するという
絆で結ばれています。つまり、諌早を守ることはカカドゥ/ジャビルカを守ることで
あり、また、カカドゥ/ジャビルカを守ることは、諌早を、和白を、藤前を守ること
につながります。その意味でも、今回の受賞者の人選には意義深いものがあります。

★山下弘文さんは、今回のイボンヌさんとジャッキーさんの受賞を、自分の受賞以上
に喜んでおられます。開発問題の地球規模でのつながりが国際的に認知されてきた、
諌早を壊し、カカドゥを壊そうとする、日本はいったい何をやっているんだ、という
世界の声がきこえる、とおっしゃっています。

——————————————
ゴールドマン環境賞、および今回の授賞・選考についてのお問い合わせは:

●ゴールドマン環境財団 (The Goldman Environmental Foundation), TEL +1-415-78
8-9090, FAX +1-415-788-7890, email <gef@igc.apc.org>
http://www.goldmanprize.org/goldman

●グリーン・アクション(京都)TEL 075-701-7223, FAX 075-702-1952

●ストップ・ジャビルカ・キャンペーン(事務局=佐賀)TEL 0952-28-8738, FAX 09
52-28-8709, email <hosokawk@cc.saga-u.ac.jp>
http://SaveKakadu.org
——————————————

イボンヌ、ジャッキー、そしてミラルの人々へのメッセージは、

●グンジェイミ先住民族法人 (Gundjehmi Aboriginal Corporation)
FAX +61-8-8979-2299
email <mirrar@topend.com.au> (英語またはグンジェイミ語)
http://www.mirrar.net

●ストップ・ジャビルカ・キャンペーンでも取り次ぎます。

——————————————

以下、ゴールドマン環境財団のプレス・リリースを部分的に掲載します。
(日本語訳は、京都のグリーン・アクション提供のものを若干修正して使わせていた
だきます。)

 

世界各地の環境保護運動を支える7人の草の根リーダーたち
  1999年度ゴールドマン環境賞を受賞

 サンフランシスコ発、4月19日

オーストラリアのウラン鉱山建設に反対する2人のアボリジニ女性、カメルーンの広
大な熱帯雨林を守るために活動する弁護士、ミャンマーにおける環境破壊・人権侵害
をあばくために活動する若者らが、第10回ゴールドマン環境賞の栄誉に輝いた。

世界各地で環境保護のために活動する7人の英雄たちが、本日、サンフランシスコで
開かれるゴールドマン賞授与式に出席する。各受賞者には、ゴールドマン環境財団か
ら12万5千ドル(約1300万円)の賞金が付帯条件なしに贈られる。世界の6大
陸からそれぞれ選ばれた草の根活動家たちに贈られる賞金の総額は75万ドルにのぼ
り、草の根の環境活動家たちに贈られる賞金としては、世界最大規模のものである。

本年の受賞者は、以下の通りである。

●オーストラリアからは、世界最大のウラン鉱床のひとつ、ジャビルカでのウラン採
掘中止を求める大がかりなキャンペーンを先導してきたジャッキー・カトナ(Jacqui
Katona)とイボンヌ・マルガルラ(Yvonne Margarula)のふたりのアボリジニ女性が
受賞。ジャビルカは、オーストラリアの先住民族であるアボリジニ、ミラル(Mirrar
)の人々により伝統的に守られてきた地で、貴重な文化遺産と豊かな生物の多要性で
知られる世界遺産カカドゥ国立公園に囲まれている。現在このキャンペーンのために
操業開始が遅れているウラン採掘が始まれば、放射能を帯びた製錬廃棄物(テーリン
グ)が公園内に排出され、周辺の湿原環境にはかりしれない影響を及ぼすことになる
。キャンペーンの過程で、この公園を「危機に瀕する世界遺産」として指定するよう
求める動きが強まっている。

(グリーン・アクション注: このウラン鉱山計画は、日本の電力会社数社が出資す
る会社によって開発されている経緯もあり、日本国内でもこの開発に反対する強い声
があがっている。ジャッキー・カトナとイボンヌ・マルガルラは、昨年12月、京都
で開かれた世界遺産委員会にオブザーバーとして出席。キャンペーンを支援する日本
の市民団体や有志らとともに、ジャビルカの現状を日本の人々に訴えた。)
●ミャンマー(ビルマ)からは、軍事政権による人権侵害や環境破壊に対して、身の
危険を冒して立ち向かうカレン族の若者、カソー・ワー(Ka Hsaw Wa)。

(細川注: タイ国境に近い森林地帯に居をかまえた彼は、悪名高いヤダナ・パイプ
ライン計画などの開発計画にともなう人種差別、強制労働、レイプ、処刑などの実例
を世界に知らせ続けてきました。日本の政府開発援助の闇の面をも明らかにする彼の
活動は、私たちの目を見開かせてくれます。)

●カナダからは、海洋資源の乱獲による漁場喪失や環境破壊、それらにともなうコミ
ュニティの崩壊を目のあたりにした後、みずから立ち上がり様々な啓発活動を繰り広
げてきたカナダ人漁師、バーナード・マーチン(Bernard Martin)。

●ホンジュラスからは、マングローブ林の破壊、湾江の汚染、漁場の喪失をひきおこ
すエビの商業養殖にかわる持続可能なエビ漁のモデルを提案・推進している、ホルヘ
・バレーラ(Jorge Varela)。

●カメルーンからは、広大な熱帯雨林を短期的な利益追及のための乱開発雨伐採から
救うために精力的に活動する弁護士、サムエル・エングイーフォ(Samuel Nguiffo)
。彼は、カメルーンの大規模なパイプライン計画が大規模な森林破壊、海洋汚染、社
会への混乱をもたらさないよう監視する世界的運動の先頭にも立っている。

●スロバキアからは、水地学者、ミーハル・クラフチーク(Michal Kravcik)。地域
住民が参加した民主的アプローチのもと、社会主義時代に計画された環境に著しい負
荷を与える大型ダム建設を中止させた。代替案として、小規模ダム、水の非中央集権
的な管理、農地の回復などの持続可能な開発計画を紹介し、地域社会の経済を再活性
化することに貢献した。
***********
ごめんなさい、オーストラリアのふたり以外の部分は、いま間に合わないので、抄訳
です。次の号で、きっと全部訳して、お知らせします。

***********
ゴールドマン環境賞の歴史については、おってまた紹介します。
イボンヌとジャッキーの受賞の言葉なども、また入り次第、紹介します。
おめでとう!

これは、京都でふたりを応援してくれた皆さんの
熱い心と知恵(と体力)への祝福でもあります。

さあ、関西電力、どうする。これでも掘るか、これでも買うか!

 

 

 

 

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超かっちょいいジャッキーと
えらくドスのきいたイボンヌが
たっぷり登場しあなたに語りかける
映画『ジャビルカ』の上映会を各地でこころみてください。
解説資料その他、お問い合わせいただければ提供します。
★大阪での次回上映会は、4月22日です。

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99.4.18 ジャビルカ通信 第94号

99.4.18 ジャビルカ通信 第94号

 京都会議(世界遺産委員会)以降のジャビルカ開発問題をめぐる動きを、日をおっ
てメモしておきます。それぞれの事項について、詳しいことをお知りになりたい場合
は、細川までお問い合わせください。
12月1日 ジャビルカ鉱山の採掘準備工事の即時停止を求めた
      フランス提案が、世界遺産委員会本会議において
      20対1で採択される。また、ユネスコのカカドゥ
      現地調査報告(フランチオーニ報告)が承認される。
      (日本政府もフランス提案に賛成票を投じる。)

12月2日 ミラル氏族を代表してイボンヌ・マルガルラさんら
      が大阪の関西電力本社に抗議におとずれる。関電の
      守衛から「敷地に立ちいらないで下さい」と言われ
      イボンヌさん「それなら、あんたたちも私の土地か
      ら出ていきなさい」と応じる。 

12月3日 タスマニア州政府が、世界遺産委員会の勧告を受け
      いれてジャビルカの工事を停止するようオーストラ
      リア連邦政府に要求。      (ABC放送)

12月4日 ダーウィン治安裁判所にて、映画『ジャビルカ』が
      証拠採用され、法廷で上映される。ブロッケードで
      7月に逮捕された被告が証拠申請していたもの。
                      (ABC放送)

   【注】ブロッケードで逮捕された総計500名以上におよ
      ぶ人々のうち、略式起訴・罰金に応じた人を除く約
      40名の裁判が、12月から3月にかけておこなわ
      れた。ほとんど有罪(罰金)判決をうけるが、起訴
      嫌疑によっては証拠不十分として起訴が却下される
      ケースも少なからずあった。

12月5日 世界遺産委員会京都会議閉幕。ジャビルカ開発工事
      の停止をもとめた12月1日の決議が議事録として
      承認される。また、IUCN(世界自然保護連合)
      などユネスコの公式諮問3機関が提出した意見書
      (カカドゥ国立公園をただちに世界危機遺産に登録
      すべきとの内容)が議事録の公式付帯文書として
      認定される。

12月6日 ジャビルカ開発の即時中止を求めて、メルボルンで
      約4000人がデモ。京都から戻ったばかりのジャ
      ッキー・カトナがかけつけてスピーチ。また、ジャ
      ビルカ・ブロッケードで逮捕されたなかで最高齢の
      オルヴィー(91才、女性)もスピーチ。「オース
      トラリアは核燃料サイクルから手をひこう」と訴え。

12月6日 豪州カトリック教会社会正義協議会(ACSJC)が
      ジャビルカ鉱山計画を「道義的に許容しえない」と
      する声明を発表。
            (シドニー・モーニング・ヘラルド紙)

   【注】ACSJCはオーストラリア全国のカトリック教会の
      司教が構成する組織で、カトリック教会の立場を
      公的に代表する。オーストラリアでもっとも有力
      な宗教はイギリス国教会(アングリカン・チャー
      チ)だが、これは離婚を認める点以外、中味はカ
      トリックと同じなので、豪州社会におけるカトリ
      ック教会の発言力・影響力は非常に高い。

12月14日 ERA社がレンジャー鉱山(ジャビルカ工区に隣
      接するウラン鉱山、関西電力・九州電力などにウラ
      ンを供給)の20%減産を発表。ウラン国際価格の
      長期低落が回復しないことを受けた措置。ジャビル
      カ開発は将来の価格上昇に期待して継続する、との
      見解を示す。          (ABC放送)

12月15日 ジャビルカ開発に出資するウェストパック銀行に
      対する抗議デモが繰り返される。 (ABC放送)

12月21日 連邦環境大臣ロバート・ヒルがカトリック教会に
      書簡。先住民族問題というデリケートな問題を使っ
      てジャビルカ問題を混乱させた、と教会を強く非難。
                (キャンベラ・タイムズ紙)

12月22日 カトリック教会のケヴィン・マニング司教(ACS
      JCの議長)は、ジャビルカ開発計画への反対をあら
      ためて表明。先住民族政策における連邦政府の不誠
      実を批判。           (ABC放送)

1999年
1月12日 ERA社、ジャビルカ鉱山の操業開始を2001年
      からにすると発表。従来は2000年開山を予定し
      ていた。   (ファイナンシャル・レビュー紙)

1月13日 南アフリカのケープタウンで1月10日から開かれ
      ていた第4回世界考古学会議において、カカドゥ国
      立公園におけるウラン開発計画に憂慮し、開発工事
      をただちに中止するようオーストラリア政府に要請
      する決議が採択された。この会議には、70ヶ国か
      ら800名以上が出席した。
      (ニューサウスウェールズ大学考古学科からの情報)

1月14日 オーストラリア環境教育協会 (AAEE) の隔年大会が
      シドニーで開かれた。連邦環境大臣であるロバート・
      ヒル上院議員が来賓として挨拶したが、そのすぐ後、
      若い参加者を代表してフロール・チャップマンさん
      が、カカドゥ国立公園でのウラン採掘を推進する連邦
      環境省の政策を批判するスピーチをして、会場から
      拍手喝采をあびた。   (環境教育MLより)
      
   【注】フロールは、ジャビルカ・ブロッケードに参加した
      女子学生。映画『ジャビルカ』の最後のほうでイン
      タビューに登場します。

1月18日 ヒル環境相がユネスコに意見書を送付。IUCNの
      97年9月の報告書を引用し、世界遺産地区の周辺
      で鉱山開発がおこなわれている事例は100件以上
      あることを指摘。カカドゥ国立公園ばかりが問題に
      されるのは不公平であると主張。
                (ジ・オーストラリアン紙)

   【注】IUCNの報告書を使うあたり、苦肉のレトリック
      ですが、カカドゥ国立公園のケースが他の多くの事
      例のテストケースになる、という観点から京都会議
      での議論が熱をおびた、という文脈をまったく無視
      したカマトトなお手紙です。

1月18日 ヒル大臣の上記の見解に対し、グンジェイミ先住民
      族法人は、ユネスコによる現地調査が世界遺産条約
      の求める基準に即して実施されたという事実を環境
      大臣がまったく無視している、と批判。
                      (ABC放送)

1月20日 ダーウィン治安裁判所にて、ウラン鉱山における労
      働者のラドン・ガス被曝によるガン多発について、
      フィリップ・ニチュケ医師が証言。(ABC放送)

   【注】ニチュケ医師は北部準州における安楽死の法制化を
      推進した医師として有名。

1月22日 ERA社、98年度下半期の収支を公表。収益は
      540万豪ドル(約400億円)で、50%の減益。
      オーストラリア自然保護基金(ACF)は、ジャビ
      ルカ開発計画へのこだわりがERA社を自滅に追い
      込む だろう、とコメント。   (ABC放送)

1月26日 オーストラリア建国記念日。アボリジニーにとって
      「侵略の日」(The Invension Day)。各地でミラル
      (ジャビルカ・アボリジニー)を支援する集会やデ
      モがおこなわれる。

2月3日  北部準州労働党(野党)の党首交替にともない、同
      党は、ウラン開発をめぐる立場の変更をふくむ政策
      見直しにはいった。       (ABC放送)

   【注】労働党は連邦レベルでは、ウラン開発抑制(新規
      開発の禁止)を政策としており、ジャビルカ開発
      にも反対しているが、北部準州の党組織はウラン
      鉱山を容認し、ジャビルカ開発計画も原則的には
      認める立場をとってきた。今後、連邦レベルにあ
      わせて開発抑止に政策転換するかどうかを党内で
      検討するという。

2月8日  北部準州最高裁は、イボンヌ・マルガルラさんに対
      し、ジャビルカ開発許可取消訴訟にともなう裁判費
      用の支払いを命じた。イボンヌさんは、北部準州政
      府とERA社を相手どって、ジャビルカ鉱山の開発
      許可の無効をうったえていたが、昨年敗訴。
                      (ABC放送)

2月9日  グンジェイミ先住民族法人のジャッキー・カトナ事
      務局長は、連邦政府が保健および住宅改善にむけた
      緊急支援の提供を連邦政府がミラル氏族(ジャビル
      カの土地権をもつ先住民族)に申し出ていることを
      公表。ミラル側はこれを受け入れず。
                      (ABC放送)

2月16日 カカドゥ国立公園がユネスコ世界遺産条約の「危機
      遺産」に指定されるのを防ぐため連邦政府が100
      万ドルをかけた国際的ロビー活動を準備しているこ
      とが判明。連邦環境省の内部文書(ジャビルカ通信
      90号参照)がリークされ、有力各紙のトップを飾
      った。連邦政府のダウナー外務大臣は、オーストラ
      リアの国益のためだ、としてロビー活動計画を擁護。
      ジャッキー・カトナは、カカドゥの開発はむしろ国
      益に反する、と批判。     (ジ・エイジ紙)
                (ジ・オーストラリアン紙)
           (シドニー・モーニング・ヘラルド紙)
                      (ABC放送)

      シドニー・モーニング・ヘラルド紙は、上記のロビー
      活動計画において、オーストラリア政府が世界遺産
      委員会パリ会議(99年7月)での投票(カカドゥ
      国立公園を危機遺産に指定する件につき反対票を投
      じてもらうこと)の交換条件として、他の国際会議
      でオーストラリアの票を提供するというかたちの説
      得工作を外務省がおこなっている、と報道。

   【注】この100万ドルの予算というのは、環境省の分
      だけであり、このほか外務省、産業科学資源省、
      通商省、司法省、首相府の予算も使用される模様。

2月17日 オーストラリア民主党(連邦上院の均衡票をにぎる
      政党)は、政府の国際ロビー活動計画が税金の無駄
      遣いであると批判。     (民主党記者会見)

2月18日 連邦上院は、ジャビルカ開発問題にかかわる政府文
      書のすべてを上院に提出するよう求めた決議を採択。
      この決議には法的拘束力がある。 (ABC放送)

2月23日 昨年5月の国際ジャビルカ行動の日に「不法侵入罪」
      で逮捕され(ジャビルカ通信16号参照)、9月に
      有罪判決(ジャビルカ通信66号、67号参照)を
      受けたイボンヌ・マルガルラさんの控訴審はじまる。
                      (ABC放送)

2月24日 メルボルンの「ジャビルカ行動グループ」(JAG)
      が『暴力からの自由』賞を受賞。首都キャンベラで
      授賞式。ジャビルカ・ブロッケードにおける非暴力
      不服従行動が評価されたもの。北部準州のダリル・
      マンジー資源開発大臣(そう、あの映画『ジャビル
      カ』に登場する大臣さんです)は、ブロッケードに
      対処した警官やERA社の警備員が暴行を受けたと
      して、『暴力からの自由』授賞委員会に対し、選考
      のやり直しを求める書簡を送った。
                      (ABC放送)

2月26日 ジャッキー・カトナとクリスティーン・クリストフ
      ァースンがダーウィン市内の刑務所に収監される。
      ブロッケードで逮捕された際の罰金の支払いを拒否
      したため(ジャビルカ通信85号で既報)。

3月2日  連邦政府のロバート・ヒル環境相、カカドゥ地域の
      アボリジニー土地権代表者たちと会見。カカドゥ国
      立公園の運営体制の見直しについて協議(ジャビル
      カ通信29号参照)。公園の管理運営委員会に北部
      準州政府代表をあらたに参加させるとする連邦政府
      の提案にアボリジニー側は反発。
                      (ABC放送)

3月3日  ヒル環境相、北部準州政府に対し、「カカドゥ地域
      社会的影響評価報告書」(KRSIS)の勧告の実施を
      急ぐように要請。        (ABC放送)

  【注】 KRSISはウラン鉱山がカカドゥ地域のアボリジニ
      ー社会に与えた影響を総合的に調査した公的報告
      (97年)。教育・保健・住居・雇用などの分野
      でのおおはばな改善を求める勧告がなされた。
      (勧告内容については、ジャビルカ通信91号と
      92号で紹介したユネスコの報告書を参照のこと)。

3月8日  ジャッキーとクリスティーン、釈放。
              (ジャビルカ通信88号で既報)

3月9日  ドイツ緑の党の党大会でアボリジニー・ゲストが講
      演(マイクル・アンダースン氏)。ジャビルカ開発
      の強行や先住民土地権の縮小など、オーストラリア
      連邦政府の施策を批判。緑の党は、オーストラリア
      からドイツへのウラン輸入を中止する方向で、連立
      政権内の協議をすすめることを確認。
                     (ジ・エイジ紙)

  【注】 オーストラリアはドイツの原発で使われるウラン
      の20%を供給している。

3月11日 ロバート・ヒル環境相が世界遺産委員会の松浦晃一
      郎委員長に書簡。カカドゥ/ジャビルカ問題を評価
      するための新しい専門家パネルの設置を要請。ユネ
      スコは通常、愛UCN(国際自然保護連合)に自然
      保護に関する専門意見を諮問しているが、ヒル大臣
      はIUCNがジャビルカ問題に関して「偏向してい
      る」と批判。          (ABC放送)

  【注】 IUCNの信頼すべき情報筋からの情報によれば、
      松浦委員長はヒル大臣への返書で、ユネスコが今後
      もIUCNの助言を尊重していく立場であることを
      伝えた模様。

3月17日 カカドゥ国立公園の管理運営委員会は、北部準州政
      府代表を委員に加えるとする連邦政府提案を受け入
      れる条件として、委員会の法的権限の強化を要請。
      連邦上院の生物多様性法案に関する公聴会の席上、
      同委員会のミック・アンダースン委員長が陳述した
      もの。             (ABC放送)

  【注】 ヒル連邦環境相は、この条件を検討すると述べた
      ものの、アボリジニーによる公園管理の強化につ
      ながるため、連邦政府がこのような交換条件に応
      じる余地は小さいと思われる。

3月18日 連邦政府(自由党+国民党の連立政権)がジャビルカ
      開発計画をひきつづき推進することを、ニック・ミン
      チン資源大臣があらためて表明。 (ABC放送)

3月20日 ERA社がジャビルカ工区内のアボリジニー岩絵につ
      いて、保全資金を措置し、ミラル氏族による管理を認
      める申し出をしていることが判明。オーストラリア自
      然保護基金(ACF)は、この申し出を先住民族を懐
      柔して騙そうとするものだ、と批判。
                      (ABC放送)

3月22日 ダーウィン治安裁判所にて、昨年のジャビルカ・ブロ
      ッケードで逮捕された人々の裁判が続く。この日の公
      判では、6つの罪状で起訴された3名の被告について、
      「鉱山破壊罪」など4つの罪状が却下され、「公務執
      行妨害」「不退去」の2つの罪状について有罪認定。
                      (ABC放送)

3月24日 連邦上院は、2月18日の上院による文書提出命令に
      従わなかったとして、ヒル環境相を問責決議。環境大
      臣が問責決議されたのはオーストラリア憲政史上はじ
      めて。             (ABC放送)

3月28日 メルボルンで約2500人が参加して、ジャビルカ開
      発の即時中止を求めるデモ。  (ジ・エイジ紙)

   【注】かつてオーストラリアで反核運動が華やかなりし頃、
      イースター前の日曜日(パーム・サンデー)には、
      いつも大規模な反核市民行進がおこなわれていた。
      ジャビルカ開発問題を契機にこの「伝統」が復活し
      たことは興味深い。

3月29日 メルボルン市中心部にあるノース社本社ビルをジャビ
      ルカ開発反対のデモ隊約200人が前日の夜から封鎖。
      このノース社ブロッケードは3月はじめから予告され
      ていたもの。現場には、騎馬警官20名をふくむ警官
      約100人が配置されたが、初日は大きな混乱はなく、
      ノース社の社員の多くは社屋に入ることができず、事
      実上の業務停止に。同社はジャビルカ開発工事をすす
      めるERA社の筆頭株主(ジャビルカ通信3号、68
      号参照)。           (ABC放送)
                     (ジ・エイジ紙)

3月29日 ウラン輸出が今後5年間で収益倍増するとの予測。オー
      ストラリア政府農業・資源経済局のトム・ウェアリン
      氏がダーウィンで開催中の全国ウラン・サミットで見
      通しを述べたもの。主にアジアへの売り込みを見込ん
      でいる。            (ABC放送)

3月30日 ブロッケードの続くメルボルンのノース本社前で、封
      鎖のデモ隊と警官隊が衝突。騎馬警官が往来を確保して、
      ノース社員の一部は「通勤」を果たす。逮捕者はなく、
      ブロッケードは継続。      (ABC放送)

4月1日  ノース社ブロッケード終了。ノース社広報室は、ジャ
      ビルカ問題についての「話し合い」を提案。
                      (ABC放送)

4月13日 オーストラリア全国でウェストパック銀行に対する
      抗議行動がおこなわれる。ブリズベーンでは、逮捕
      者(公務執行妨害)も。同銀行はジャビルカ開発へ
      の出資がかねてから批判されてきた。
                      (ABC放送)

4月15日 オーストラリア連邦政府が、ジャビルカ開発問題に
      ついてユネスコに提出する報告書を公表。これは、
      京都会議で世界遺産委員会から要請された3つの報
      告書のうちの最初のもの。報告書の全文はオースト
      ラリア連邦環境省のホームページで公開されている。
      その内容はひとことでいえば: ジャビルカ開発に
      は環境保全上、社会文化上の問題は何もなく、問題
      を指摘したユネスコ現地調査団の報告(前述のフラ
      ンチオーニ報告)は誤謬と偏見に満ちている、とい
      うもの。 
      野党(労働党、民主党、緑の党)、環境団体、反核
      団体、ミラル氏族(グンジェイミ先住民族法人)ら
      は、まったく事実に反し、国際関係を損なうものだ
      として政府報告書を激しく批判。 (ABC放送)
                (ジ・オーストラリアン紙)

     ★オーストラリア政府が、ユネスコと真っ向から対決
      する姿勢を示したことで、ジャビルカ開発/カカド
      ゥ国立公園保全問題はさらに紛糾することに。

 

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★映画『ジャビルカ』の上映会を各地でこころみてください。
解説資料その他、お問い合わせいただければ提供します。

★大阪での次回上映会は、4月22日です。

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キャンペーン事務局   <hosokawk@cc.saga-u.ac.jp>
  840-8502 佐賀大学 農学部3号館 細川研究室
  tel&fax  0952-28-8738 
(郵便振替)01700-1-19686「ジャビルカ基金」
  ↑カンパはこちらへ・

キャンペーン・ホームページ: http://SaveKakadu.org

ミラル氏族のホームページ: http://www.mirrar.net

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99.4.1 ジャビルカ通信 第93号

99.4.1 ジャビルカ通信 第93号

 ストップ・ジャビルカ・キャンペーン(=ジャビルカ葉書キャンペーン)の会計報
告をします。

期間: 1997年11月~1999年3月

総収入    818,397円
総支出 1,002,493円
(赤字    184,096円)

※赤字184,096円のうち、世界遺産委員会京都会議でのロビーイング経費の赤字が157
,836円(86%)を占めます。(当キャンペーン負担分のみ。このほか、京都の「グリ
ーン・アクション」と、大阪の「ノーニュークス・アジア・フォーラム・ジャパン事
務局」がそれぞれ赤字を背負っています!)
収入内訳: カンパ    528,099
      講演料・稿料 187,000
      各種売り上げ 103,298(ビデオ、脚本、資料、雑誌、ステッカー)

支出内訳: 印刷費     89,195
      通信費     79,720
      旅費    200,595
      現地支援  386,579(ブロッケード会計へ送金)*注1
      商品仕入れ 227,276 *注2
      その他     19,128 *注3

*注1:ブロッケードへの送金はすべて、北部準州環境センター(ECNT)の管理する
「ブロッケード基金」を通じて活用。この基金は、地元アボリジニーの自治組織であ
るグンジェイミ先住民族法人 (GAC) との協議・合意にもとづいて使用されました。
使途は、ブロッケード行動の直接費用(機材費・燃料費・医療費・プラカード/横断
幕などの制作費)に限定され、ECNTやGACの経常経費(事務費・人件費)には使われ
ていません。また、ブロッケードでの逮捕者への支援は、現地で別会計が組まれてお
り、日本からの支援金はそちらには流用されていません。

*注2:ビデオ『ジャビルカ』買上げ分(制作費負担)をふくむ。なお、制作費全体
は、約83万円。ただし、著作権料はブラッドベリー監督の御好意により保留していた
だいている(未払い)。

*注3:ホームページ開設費用(http://SaveKakadu.org/の分)9,407円(80米ドル)
を含む。
さて、赤字はどうしたもんでしょうか?!
 単純にカンパをお願いするのは心苦しい(すでに大きな金額のカンパを何度も寄せ
てくださっている方が何人もいらっしゃいます)ので、なるべく具体的に情報提供し
てその対価をいただくような形をとりたいと思います。

 さしあたり、昨年12月の世界遺産委員会第22回会議(京都会議)の資料集をま
とめましたので、これを実費+α=600円にて頒布いたします。キャンペーンの声
明文、記者会見資料、報道資料、ミラルからの手紙など。
ご注文はメールでおねがいします(送料別途請求)。
★映画『ジャビルカ』の上映会を各地でこころみてください。
解説資料その他、お問い合わせいただければ提供します。

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キャンペーン事務局   <hosokawk@cc.saga-u.ac.jp>
  840-8502 佐賀大学 農学部3号館 細川研究室
  tel&fax  0952-28-8738 
(郵便振替)01700-1-19686「ジャビルカ基金」

ホームページ: http://SaveKakadu.org/

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99.4.1 ジャビルカ通信 第92号

99.4.1 ジャビルカ通信 第92号

 昨年の京都会議(第22回世界遺産委員会)の直前に発表されたユネスコのカカドゥ
現地査察団の報告書(通称 Kakadu Mission Report あるいは Francioni Report)の
要旨の日本語訳資料を作成しました。

京都会議の際に関西方面で配布した抄訳版(ジャビルカ通信81号のリストにある文書
5番)をもとに、翻訳を手直しし、さらに解説(註)を16項目つけました。抄訳版で
は省いた部分もきちんと訳してあります。A4判5頁です。

ご希望の方に、郵送/ファックス/電子メールいたします。
送付手段を明記のうえ、お申しつけください。
(電子メールですと、レイアウトがくずれるので読みにくいかと思います。
 すみません、まだ pdf形式を導入してないもので…)

京都会議では、この報告をもとに、ジャビルカ開発の工事停止が勧告されました。
オーストラリア政府は、この勧告を拒否して、工事を続けています。
日本は、京都会議でこの報告および工事停止勧告に賛成票を投じたのですから、
ジャビルカ開発を後押しするのでなく、オーストラリア政府に対して、ユネスコの
勧告にしたがうよう忠告・要請すべきです。
※ホームページへの掲載もしたいのですが、いまちょっと仕事のほうがめちゃくちゃ
に忙しくてホームページの更新ができずにいます。どなたか、ご自分のホームページ
のすみっこに載せてもよい、という方いらっしゃれば、うれしいな。
(テキストをメールで送ります。)

———-
★オーストラリアでは、ジャビルカ開発の最大出資者であるノース社(ジャビルカ通
信3号参照)のメルボルンの本社を、開発反対派が月曜日から今日までの予定で「ブ
ロッケード」(道路封鎖)しています。

 

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ストップ・ジャビルカ・キャンペーン事務局

 <hosokawk@cc.saga-u.ac.jp>
 840-8502 佐賀大学 農学部3号館 細川研究室
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Ba-ngurdmeninj Djabulukku!
Yun ngurri-djalgarung Boiwek gun-ngukbim.