2000.11.29 ジャビルカ通信 第132号

2000.11.29 ジャビルカ通信 第132号
まず、お詫びと訂正:
前号でお伝えしたジャビルカ問題についての独立科学者パネル(ISP) の3本の報告の文書番号のうち、第1報告の番号がまちがってました。すみません。
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(誤)
WHC-2000/conf.205/INF.3E
WHC-2000/conf.202/INF.7
WHC-2000/conf.204/INF.20

(正しくは)
WHC-99/conf.205/INF.3E
WHC-2000/conf.202/INF.7
WHC-2000/conf.204/INF.20
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インターネットで流れているケアンズ会議関係の記事から2本:

http://www.theage.com.au/news/20001128/A41549-2000Nov27.html
(世界遺産条約の運用規則の改訂に関するオーストラリア提案とその撤回、通信130号を参照)

http://www.abc.net.au/news/indigenous/ab-28nov2000-6.htm
(短いスピーチを予定していた北部クインズランド土地評議会のアボリジニー代表が、「時間の都合で」と議長(オーストラリア)に発言を拒否されたため、会議場前で抗議した。これは写真もとってありますので、またいずれ紹介します。)

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次に、通信読者からのいくつかの質問にまとめてお答えします。

(質問1)「どこが幹事国/委員国なのか、具体的に知りたい」

 はい、幹事国(7ヶ国)は:オーストラリア、フィンランド、ギリシャ、ハンガリー、メキシコ、モロッコ、ジンバブエ、委員国(幹事国に加えて次の14ヶ国)ベルギー、カナダ、中国、韓国、タイ、ベニン、南アフリカ、キューバ、コロンビア、エクアドル、エジプト、イタリア、ポルトガル、マルタ(順不同)
以上、21ヶ国で世界遺産委員会が構成されています。
このほかに会議に参加しているのは、細川が確認した限りでは、29ヶ国(オブザーバー参加国、順不同):オーストリア、ブラジル、ブルキナファソ、フランス、ドイツ、バチカン、日本、ネパール、オランダ、ニュージーランド、ペルー、スロバキア、スペイン、スウェーデン、ウガンダ、英国、ベトナム、リトアニア、サウジアラビア、マレーシア、インド、ポーランド、アルゼンチン、米国、ロシア、イスラエル、フィリピン、モザンビーク、トルコ、フィリピン、パレスチナ

ほかにも来ている国があると思いますが、未確認。なにせ、まだ参加者リストが公開されていない(事務局が編集中)。

主に議論をリードしている(=さかんに発言している:立場はさまざま)国は、オーストラリア、フィンランド、ギリシャ、ハンガリー、モロッコ、ベルギー、ベニン、タイ、南アフリカ、イタリアなどです。
幹事国・委員国以外で積極的に発言しているのは:ドイツ、インド、ロシア、米国など。日本はこれまでのところ、いっさい発言なし。後ろのほうでおとなしくしてます。
(オブザーバーも、政府代表であれば、議長の許可をえて発言できます。NGOはできない。)

※前号で「アメリカがいない」と書きましたが、ちゃんと来てました。失礼。
(質問2)「首里城の世界遺産認定は、ケアンズ会議で決まるのか?」

 たぶん明日(30日、会議第4日)に審議され、承認される見通しです。配付されたリストには、「Sites Gusuku et biens associ市 du royaume des Ryukyu」となっています。日本関係は今回この1件のみ。
(3)「ジャビルカ問題以外では、どんな環境NGOが会議に参加しているのか?」

環境団体としては、通信129号であげた団体のほか、WWF、フリンダー島を守る会(主に湿地、渡り鳥)、エネルギー自然資源評議会(CENR)、あと地元クインズランド州の自然保護団体がいくつか。
面白いことに、米国の連邦議会の資源委員会も代表を送ってきています。
学者関係では、国際考古学者会議(WAC)、ビクトリア大学(ニュージーランド)、サザンクロス大学。
アボリジニー関係では、ワーニ伝統長老会議、イディン先住民族、バマ熱帯雨林アボリジニー協会、北部クインズランド土地評議会、グンジェイッミ先住民族法人など。
それと、エルサレムの件があるので、サイモン・ウィーゼンタール財団も来ています。
●写真を送れ(メールに添付しろ)とのリクエストがありましたが、すみません、デジカメを使ってないので、そういう芸当ができません。

さて、ジャビルカ問題はいよいよ今日(29日)議論されます。前哨戦となった昨日の議論の様子とあわせて、次号でお伝えします。
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